TiDB Cloudの請求情報のAPIが公開されたため使ってみた
こんにちは、ゲームソリューション部のsoraです。
今回は、TiDB Cloudの請求情報のAPIが公開されたため使ってみたことについて書いていきます。
はじめに
TiDB自体の説明は本記事ではしません。
TiDBとは何かについては、以下の記事をご参照ください。
今回は、こちらの公式ページを参考に、TiDB Cloudの請求情報APIを使っていきます。
TiDB CloudのAPIキーの作成
TiDB Cloudにログインして、Organization Settings>API Keys
からCreate API KeyでAPIキーを作成します。
Organization RoleでOrganization Owner権限がないと作成できないことはご注意ください。
API利用時に必要なパブリックキーとプライベートキーが表示されます。
TiDB Cloudの請求情報の取得
APIキーが作成できたため、curlで請求情報を取得します。
パブリックキーとプライベートキーには、先ほど作成したものを入れてください。
YYYY-MMには、請求情報を取得したい年と月を入れてください。
$ curl --digest \ --user '<パブリックキー>:<プライベートキー>' \ --request GET \ --url https://billing.tidbapi.com/v1beta1/bills/YYYY-MM { "overview": { "billedMonth": "2023-10", "runningTotal": "0", "discounts": "0", "credits": "0", "totalCost": "0" }, "summaryByProject": { "projects": null, "otherCharges": null }, "summaryByService": null }
今回は請求が何も発生していないため、表示項目が少ないですが、TiDB CloudのBiilingで見れる情報は見れると思います。
他で確認した限りでも、プロジェクトごとの料金やNode ComputeやNode Storageなどの項目別の料金、Node Computeの中でもTiDB・TiKV・TiFlashそれぞれの料金などを取得することができました。
また実際にはやっていませんが、APIキーごとに1分あたり最大100件のリクエストといったレート制限もあります。
参考情報
TiDB Cloud Billing System OPENAPI (v1beta1)
最後に
今回は、TiDB Cloudの請求情報のAPIが公開されたため使ってみたことを記事にしました。
どなたかの参考になると幸いです。